The feel of a technology 振 振

実験への姿勢が語る、
安全への真摯さ。

カタカタ、キシキシ。シンシンシンシン……
一瞬にして静まり返るとともに、そこに生じる何かの気配。五感以外の部分がはたらいて、いやな予感がする。そんな経験を、日本に住んでいれば誰もが一度はしたことがあると思います。言うまでもなく、日本は世界でも有数の地震大国です。太平洋を取り巻いているいくつかのプレート状の岩盤がズレを起こすことで発生する「揺れ」。その頻度は、世界で発生する地震のうちの10〜15%を占めているほど。世界的に見れば小さな島国である我が国は、これまでに多くの大地震を経験してきたことが記録や文献に残されています。特に、阪神・淡路大震災、東日本大震災、そして熊本地震などは私たちに大きな衝撃を与え、今なお多くのメディアで取り上げられています。甚大な被害を受けながらも、そのたびに復興を遂げてきた歴史の中の努力を尊重するとともに、改めて日本各地で被害に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。

人の力ではどうしようもない自然災害。決して抗うことのできないその脅威を考えたとき、地震は確かに怖いものです。また、いつどれくらいの揺れが発生するのか、まだ正確には予測できていない部分も多く、未開の領域といえます。しかし日本で生活する以上は、どうしてもそのリスクと向き合わなければいけません。その心構えを常にしておくとともに、これまでの教訓を過去から学び、未来へと活かしていくこと。そして、備え、より高い安心、安全を求めていくことが大切なのではないでしょうか。

私たちもその思いを抱きつつ、創業以来ずっと地震に強い家づくりをめざしてきました。地震科学が進む現代でも、縦に揺れる、横に揺れる、ゆっくりと長く揺れる、唐突に突き上げるように揺れるなど地震動のタイプは様々で、メカニズムの全容は完全には解明されていません。そんな現状と向き合った時、一条工務店として一体どうあるべきか、考え方や進むべき方向性を作り上げなければならない。その一心で、私たちは地震研究の深化と積み上げを日々重ねました。試行錯誤を繰り返す中で、ときには思いがけない結果を得られることもありましたが、歩みを止めることなく実験を続けてきました。30年も前から実施している実際の家を使っての実験は、自然の脅威に対して畏怖の念を抱きながらも、「人」が安全に暮らし、安心して生きていくための場所をご提供するという、強い追求心の表れです。

どんな時も地震に負けない住まい。想定外をも想定内にして備えうる住まい。私たちはその課題に対する回答を毎日、現在進行形で探し、進化を続けています。もっといい技術が見つかるかもしれない。もっと暮らしを安全で安心なものにできるかもしれない。昨日より今日、今日より明日。私たちは住宅メーカーとして、一歩でも答えに近づけるように、日々追い求め続けていかなければならないのです。この日本という国に建つ家に住まうすべての人とその笑顔を、いつまでも守るために。

The feel of a technology
25°C25°C
使い込むほどに使い込むほどに
2004時間2004時間
実りある時のために実りある時のために
家の“新”呼吸家の“新”呼吸
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